産科婦人科学教室

DEPARTMENT OF OBSTETRICS AND GYNECOLOGY

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留学日記②

更新日:2020年09月17日

先週末はアップルピッキング、いわゆる林檎狩りに挑戦してみた。アメリカではフルーツ狩りは割とポピュラーなアクティビティとして認識されているようだ。ボストンからは北に車で50分、GrotonにあるAutumn Hills Orchardにお邪魔した。同行した仲間はドイツ人、ハンガリー人、インド人、トルコ人2人、の計5人で月2回くらい集まるいつものポスドクメンバーだ。私はいつものように寡黙なドライバーである。 車中はやはり各国のコロナ状況の話題・それぞれの仕事の進み具合の話。私の頭の中は、マスクを外すのを皆が了承してくれるのか?絶対事故は起こせない!などで一杯で、なかなか会話に集中できなかった。 現地に着くと、広大な敷地の中にラズベリー畑や、林檎の木がたくさん。受付でカゴを受け取り、ピッキングスタート。カゴを渡され、その重量によって払う値段が決まるようだ。みんなカゴに入れずに、結構その場で食べる(笑)。これは世界共通事項だとすぐに認識した。しかし、大自然の中で味わう新鮮なフルーツの味は格別だった。 獲得したフルーツを計量し、会計が終わると、そのままハイキングへ向かった。マイナスイオン一杯の森林と湖の中をトークしながら歩くのはとても気持ちが良かった。森林のど真ん中で、ビニールシートを広げ、トルコ人お手製のコーヒーとブルーベリーケーキを頂く。ゆっくりとした贅沢な時間。 ハイキングが終わると、近くにあったイタリアンで夕食を取ることとなった。これまた毎回悩み所のメニュー決め。アメリカに来て初めて分かったことだが、意外と世界の人々は食べる物が限定されている人が多い。野菜しか食べない人、グルテンフリーの人、豚は食べられるが、牛は食べられない人。様々な国の人が集まる食事では、メニュー決めが難しい。皆は私が自称グルメであることを知っているので、私にお任せという雰囲気を出す。とりあえず、無難なマルガリータは決まりか。肉系を注文したいけれど、ベジタリアンにとって果たしてどうなのか、、、。パスタも頼みたいけど、量が多すぎるか、、、。値段は高すぎないか、、、。など考えつつ、ベジタブルピザをもう一つ頼んだ。保守的で無難な道を選ぶ日本人が出てしまった。医局の食事会で散々鍛えられてきたはずなのに、、、。もっと大胆かつオシャレに料理を頼めるように精進したいと思った、そんな休日であった。

長谷川 朋也

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